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公開中のエピソード
全話の構想12
第2話予定
野宮別れの朝
「別れるために、会いに来たのですね」――千年前、いちばん美しい“最後の夜”。『源氏物語』で最も大人な別れの場面。
第3話予定
和泉式部日記橘の香
亡くなった恋人の弟から、一枝の花が届いた。――1000年前に実在した恋多き歌人が、自分で書いた恋の記録。
第4話予定
蛇性の婬真女児
雨の日に傘を貸した女は、人ではなかった。――溝口健二の映画『雨月物語』の元になった、蛇と人の恋の話。
第5話予定
梓弓待つ女
三年待った。そして別の人を選んだ、その夜――。戸を叩いたのは、帰ってきた夫だった。
第6話予定
葵生霊
眠るたびに、知らない女を打ちすえる夢を見る。――嫉妬が体を抜け出したら?『源氏物語』でいちばん怖くて哀しい女の話。
第7話予定
浅茅が宿七年の約束
七年ぶりに帰った家で、妻は灯をともして待っていた。――翌朝、彼が目にしたものは。
第8話予定
西の対月やあらぬ
去年と同じ月。同じ梅。いないのは、あの人だけ。――千年前の男が詠んだ、“失恋の名歌”。
第9話予定
吉備津の釜妻の怨み
婚礼の前の占いで、釜は鳴らなかった。――裏切られた妻が、四十二夜、戸の外で待っている。日本三大怪談級の“妻の怨み”。
第10話予定
道成寺蛇となった女
「帰りに必ず寄ります」――その嘘が、彼女を大蛇に変えた。千年前の日本で語られた、“裏切り”の最も激しい結末。
第11話予定
貴船の蛍和泉式部の歌
思いつめると、魂が蛍になって体から抜け出していく――。千年前の恋の歌に、神さまが“返事”をくれた夜。
第12話予定
東下り都鳥
「都鳥よ、あの人はまだ生きているか」――千年前、恋人を都に残して旅に出た男の、日本でいちばん有名な“旅の歌”。
原典について
恋と妖し ―大人の古典夜話―
- 地域
- 日本
- 成立
- 平安時代(10〜12世紀。伊勢物語・源氏物語・和泉式部日記・今昔物語集)と江戸時代(1776年。雨月物語)。根拠にする刊本は1610〜1930年の刊行
- 作者・編者
- 紫式部(源氏物語)・和泉式部(和泉式部日記・和歌)・上田秋成(雨月物語)。伊勢物語は作者不詳、今昔物語集は編者不詳。校訂者は大和田建樹・佐藤仁之助・八波則吉・中川恭次郎ほか(江戸の版本は校訂者なし)
