原典について
義経記 ―牛若丸と弁慶―
- 地域
- 日本
- 成立
- 室町時代(14〜15世紀)
- 作者・編者
- 不詳
- 原語
- 中世日本語
平治の乱で父・源義朝を失った幼い牛若は、母・常盤の手で鞍馬寺に預けられ「遮那王」と呼ばれて育つ。十五歳で自らが源氏の嫡流と知った彼は、夜ごと僧正が谷で木々を平家に見立てて太刀を振るう。十六歳、黄金商人・吉次の手引きで鞍馬を脱け出し、道中の鏡の宿で盗賊を斬り、熱田で自ら元服して「源九郎義経」と名乗り、奥州の藤原秀衡を頼る。のちに京へ戻り、陰陽師・鬼一法眼の秘蔵する兵法書を、その娘の助けで読み取る。 一方、熊野別当の子として母の胎内に十八か月とどまり、髪も歯も生えそろって生まれた「鬼若」は、比叡山を追われて武蔵坊弁慶と名乗り、書写山を焼き、京で千本の太刀を奪う悪行に及ぶ。九百九十九本目の夜、笛を吹く少年に挑んで翻弄され、清水寺で降参して家来となる。 兄・頼朝の挙兵に駆けつけた義経は平家を滅ぼすが、鎌倉に入ることを許されず、刺客・土佐坊の夜討ちを受ける。静御前の機転でこれを退けたものの、都を落ち、大物浦で嵐に遭い、吉野山で静と涙の別れ。佐藤忠信が身代わりに残って戦い、静は捕らえられて鎌倉・鶴岡八幡宮で頼朝の前に義経を慕う舞を舞う。 義経主従は山伏に姿を変えて北陸道を下り、関所や渡しで正体を疑われるたび、弁慶の知恵と覚悟で切り抜ける。ついに平泉にたどり着くが、秀衡の死後、その子・泰衡が鎌倉の圧力に屈して衣川の館を襲う。弁慶は全身に矢を受けながら薙刀を杖に立ったまま絶命し、義経は妻子とともに自害して果てる。
この漫画は AI(台本・作画)で自動生成しています。登場人物・出来事は原典に基づく部分と創作部分があります。