古事記 中巻の登場人物
古事記 中巻には、初代の神武天皇やヤマトタケル、神功皇后といった英雄から、八咫烏や三輪山の大物主神のような神々まで、たくさんの人物が登場します。ここでは漫画に出てくる主な登場人物を、古事記に書かれた内容をもとに、どんな人物か、物語で何をしたのかをわかりやすく紹介します。
登場人物一覧22
神武天皇 神倭伊波礼毘古命
東へ旅した初代の天皇
神武天皇(じんむてんのう)とは、古事記で初代の天皇とされる人物で、もとの名を神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)といいます。天から降りた神の子孫として日向に生まれ、天…
4話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話ヤマトタケル 倭建命
日本神話最大の悲劇の英雄
ヤマトタケル(倭建命)とは、古事記で景行天皇の皇子とされる英雄です。もとの名は小碓命(おうすのみこと)といい、西のクマソや東国の人々を次々にしたがえた、日本神話でもっとも有名な戦…
6話に登場:第8話, 第9話, 第10話, 第11話, 第12話, 第13話神功皇后 息長帯日売命
神のお告げで海を渡った皇后
神功皇后(じんぐうこうごう)とは、仲哀天皇の大后で、古事記では息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)と呼ばれる女性です。神が身に降りてお告げを伝える力を持ち、のちの応神天皇の…
2話に登場:第14話, 第15話イツセ 五瀬命
神武天皇の兄
五瀬命(いつせのみこと)とは、神武天皇(イワレビコ)の同母の兄です。弟と「どこに住めば天下をうまく治められるだろうか」と相談し、ともに日向から東へ旅立ちました。
3話に登場:第1話, 第2話, 第3話八咫烏
神武天皇を導いた天の烏
八咫烏(やたがらす)とは、古事記で高木大神が天から遣わした道案内の大きな烏です。「咫」は長さの単位で、「八咫」はとても大きいことを表しています。
1話に登場:第2話イスケヨリヒメ 伊須気余理比売
神武天皇の大后となった神の娘
イスケヨリヒメ(伊須気余理比売)とは、三輪山の神・大物主神と勢夜陀多良比売の娘で、「神の御子」と呼ばれた乙女です。神武天皇の大后(正式な妻)となりました。
2話に登場:第3話, 第4話大物主神 大物主大神
三輪山に鎮まる神
大物主神(おおものぬしのかみ)とは、奈良の三輪山にまつられる神です。古事記の上巻で、国づくりを助けて三輪山にまつられた神と同じ神とされています。
2話に登場:第3話, 第5話タギシミミ 当芸志美美命
弟たちをねらった腹違いの兄
タギシミミ(当芸志美美命)とは、神武天皇が日向にいたころ、アヒラヒメとの間にもうけた子です。イスケヨリヒメが産んだ三人の皇子にとっては、腹違いの兄にあたります。
1話に登場:第4話綏靖天皇 神沼河耳命
兄の反乱を討った第2代天皇
綏靖天皇(すいぜいてんのう)とは、古事記で第2代の天皇とされる人物で、名を神沼河耳命(かむぬなかわみみのみこと)といいます。神武天皇とイスケヨリヒメの末の子です。
1話に登場:第4話崇神天皇 御真木入日子印恵命
疫病をしずめた第10代天皇
崇神天皇(すじんてんのう)とは、古事記で第10代の天皇とされる人物で、名を御真木入日子印恵命(みまきいりびこいにえのみこと)といいます。
1話に登場:第5話サホビメ 沙本毘売命
兄と夫のあいだで揺れた皇后
サホビメ(沙本毘売命)とは、垂仁天皇の后で、サホビコの同母の妹です。夫と兄のどちらも愛し、その間で引き裂かれた悲しい女性として知られています。
2話に登場:第6話, 第7話サホビコ 沙本毘古王
妹に天皇暗殺を命じた兄
サホビコ(沙本毘古王)とは、垂仁天皇の后サホビメの同母の兄で、天皇に反乱を起こした王です。
1話に登場:第6話垂仁天皇 伊久米伊理毘古伊佐知命
后と皇子を愛した第11代天皇
垂仁天皇(すいにんてんのう)とは、古事記で第11代の天皇とされる人物で、名を伊久米伊理毘古伊佐知命(いくめいりびこいさちのみこと)といいます。崇神天皇の子です。
2話に登場:第6話, 第7話ホムチワケ 本牟智和気御子
炎の中で生まれた話さない皇子
ホムチワケ(本牟智和気御子)とは、垂仁天皇とサホビメの皇子です。燃える稲城の中で生まれたことから、母によってこの名をつけられました。
2話に登場:第6話, 第7話景行天皇 大帯日子淤斯呂和気天皇
ヤマトタケルの父、第12代天皇
景行天皇(けいこうてんのう)とは、古事記で第12代の天皇とされる人物で、ヤマトタケル(小碓命)の父です。纏向の日代宮で天下を治めました。
3話に登場:第8話, 第9話, 第13話ヤマトヒメ 倭比売命
ヤマトタケルを支えた叔母
ヤマトヒメ(倭比売命)とは、垂仁天皇の娘で、景行天皇の妹にあたる女性です。伊勢の大神の宮に仕えた人物として古事記に書かれています。
4話に登場:第8話, 第9話, 第10話, 第13話ミヤズヒメ 美夜受比売
草那芸剣をあずかった尾張の姫
ミヤズヒメ(美夜受比売)とは、尾張国造の祖とされる女性で、ヤマトタケルと結ばれた人物です。
3話に登場:第10話, 第12話, 第13話クマソタケル 熊曽建
ヤマトタケルに名を贈った兄弟
クマソタケル(熊曽建)とは、古事記で西の地に住み、天皇に従わなかった強い兄弟です。九州の南部に住んでいた人々の長とされています。
3話に登場:第8話, 第9話, 第13話仲哀天皇 帯中日子天皇
神のお告げを疑った第14代天皇
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)とは、古事記で第14代の天皇とされる人物で、名を帯中日子天皇(たらしなかつひこのすめらみこと)といいます。ヤマトタケルの子で、神功皇后の夫です。
1話に登場:第14話建内宿禰
何代もの天皇に仕えた大臣
建内宿禰(たけしうちのすくね)とは、古事記でいくつもの天皇の代にわたって仕えた大臣です。とても長生きしたという伝説で知られています。
2話に登場:第14話, 第15話応神天皇 品陀和気命
生まれる前から王と告げられた御子
応神天皇(おうじんてんのう)とは、古事記で第15代の天皇とされる人物で、名を品陀和気命(ほむだわけのみこと)といいます。仲哀天皇と神功皇后の子です。
2話に登場:第14話, 第15話忍熊王
神功皇后に挑んだ反乱の皇子
忍熊王(おしくまのみこ)とは、仲哀天皇と大中津比売命の子で、応神天皇(ホムダワケ)の腹違いの兄です。神功皇后と御子に対して反乱を起こしました。
1話に登場:第15話