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ホムチワケ(本牟智和気御子)とは

炎の中で生まれた話さない皇子

本牟智和気御子(ほむちわけ)

ホムチワケ(本牟智和気御子)とは、垂仁天皇とサホビメの皇子です。燃える稲城の中で生まれたことから、母によってこの名をつけられました。

胸まで届くひげが生える年になっても言葉を話さず、空を渡る鵠(白鳥)の声を聞いて初めて口を動かします。天皇は山辺之大鶙にその鳥を追わせ、遠い越の国で捕らえさせますが、それでも皇子は話しませんでした。やがて占いで出雲大神のたたりとわかり、皇子は曙立王・菟上王とともに出雲へ参ります。その帰り道、肥河のほとりでついに言葉を話しました。その夜、一夜を過ごした肥長比売の正体が蛇だと知って逃げ出す、不思議な場面もあります。

皇子が話したことを喜んだ天皇は、出雲大神の宮を新しく造らせたと古事記は伝えています。

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