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二位尼(平時子)とは

孫の帝を抱いて海へ入った清盛の妻

平時子(にいのあま)

二位尼(にいのあま)とは、平清盛の妻・平時子のことです。建礼門院の母で、安徳天皇の祖母にあたります。夫とともに出家したため、二位尼や二位殿とよばれました。

平家物語では、清盛が亡くなる前に、地獄の閻魔の庁から燃える車が夫を迎えに来る夢を見ます。死の床の清盛から最後の言葉を聞いたのも彼女です。壇ノ浦で平家の負けが決まると、三種の神器のうち神璽を脇にかかえ、宝剣を腰に差して、八歳の安徳天皇を抱きました。「どこへ行くのか」とたずねる幼い帝に、「波の下にも都がございます」となぐさめて、ともに海へ身を投げました。

このとき海に沈んだ宝剣は見つからなかったと物語は語っています。

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