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バラタとは

王位を兄に返した誠実な弟

バラタ(ばらた)

バラタ(ばらた)とは、『ラーマーヤナ』に登場するダシャラタ王の王子で、ラーマの異母弟です。母はカイケーイーで、シャトルグナといつも行動をともにしています。

ラーマが追放されたとき、バラタは母の実家ケーカヤ国にいて、何も知りませんでした。都に戻って父の死と兄の追放を知ると、王位を手に入れた自分の母をはげしく責めます。そして大軍を連れて森へ向かい、兄に国へ帰ってほしいと頼みました。けれどもラーマは父の約束を守るため、決して帰ろうとしません。

そこでバラタは兄のサンダル(パードゥカー)を持ち帰って玉座に置き、自分は兄の代わりとして国を治めることにしました。この「サンダルを玉座に置く」場面は、兄弟の深い絆を表す名場面として広く知られています。

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登場する話4

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第1話

少年の一矢は、強すぎたラーマーヤナ「少年の巻(バーラ・カーンダ)」

一羽の鳥の死を悼んだ詩人の歌から、ある王子の物語がはじまる。シリーズ第1話、父のもとを離れた少年ラーマは、厳しい聖仙との旅で初めて自分の力の大きさと、そのおそろしさを知る。

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第2話

この弓を引けた者が、花嫁を得るシーターの婿選び(シヴァの弓)

シリーズ第2話。どの王も持ち上げることすらできなかった神の弓を、少年王子ラーマは師に一礼して静かに引き絞る。大地の娘シーターとの婚礼、そして帰り道には、斧を担いだ聖仙パラシュラーマの試練が待っていた。

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第3話

王になる前の日、王子は森へ追われたラーマの追放(アヨーディヤー・カーンダ)

明日には王位を継ぐはずだった王子ラーマは、父がかつて命の恩人と交わした「二つの願い」の約束のせいで、一晩のうちに14年の森の暮らしを言い渡される。誰も彼を憎んでいないのに、すべてを失う――約束の重さと、その代償の物語。

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第4話

玉座をもらった弟は、座らなかったバラタとラーマのサンダル(パードゥカー)

シリーズ第4話。森へ去った兄ラーマを想い、父王は若き日に放った一本の矢の報いを抱いて息を引き取る。王位を譲られた弟バラタは全軍を連れて兄を迎えに行くが、兄は父の約束を守って帰らない――二人が選んだ答えは、誰も座らない玉座に兄の履物を置くことだった。

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ほかの登場人物

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