浅井長政(浅井備前)とは
信長を裏切った妹の夫
浅井備前守長政(あざいながまさ)
浅井長政(あざい ながまさ)とは、北近江(いまの滋賀県北部)を治めた戦国大名で、信長の妹・お市の方の夫です。小谷城を本拠とし、信長と結んでいましたが、1570年の朝倉攻めの最中に背いて、信長を窮地に追い込みました。
第7話では離反の知らせを信長が初めは信じず、金ヶ崎からの退却のきっかけになります。第8話の姉川の戦いでは朝倉勢とともに信長・家康と戦い、敗れて小谷城へ戻りました。第10話では1573年に小谷城で果て、翌年の元日、その首は金で彩られて宴に出されます。
背いた理由は、朝倉家との古いつながりのためという説がよく語られますが、『信長公記』の該当の箇所に本人の動機は書かれていません。お市の方との娘には茶々(淀殿)・初・江の三姉妹がいて、それぞれ歴史に名を残しました。
登場する話3
第7話
勝っていたのに全力で逃げた夜金ヶ崎の退き口
勝利を目前にした信長に、妹の夫が背いたとの報せが届く。一度は笑い飛ばした男は、重なる報せに「是非に及ばず」と告げ、勝ち戦も面目も置いて闇の山道を京へ走る。
19ページ第8話
裏切った妹の夫と、川の中で姉川の戦い
妹の夫に背かれ泥だらけで逃げ帰った信長は、二か月足らずで北へ戻り、残った味方に戦場の半分を預けて川の戦に勝つ。だが山の城は落ちず、秋、消えなかった敵の旗はまた別の山へ登っていく。
19ページ第10話
新年の宴、まだ一皿ある黄金の髑髏
第10話「黄金の髑髏」。「御父」と呼んだ将軍を京から追い、名家と妹の夫の家もふた月足らずで消した信長。翌年の元日、客が帰った広間で、彼は上機嫌に「まだ、さかながある」と告げる。
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