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エンキドゥとは

粘土から生まれた野の人

エンキドゥ(えんきどぅ)

エンキドゥ(えんきどぅ)とは、『ギルガメシュ叙事詩』のもう一人の主人公で、女神アルルが粘土から造った野の人です。全身が毛におおわれ、ガゼルなどの獣と一緒に草を食べ、水場で水を飲んで荒野で暮らしていました。

第1話では、猟師のわなを壊したり穴を埋めたりして獲物を逃がし、猟師を困らせます。第2話では、シャムハトと6日7晩を過ごしたあと、かつての仲間の獣たちに逃げられてしまいます。前のように速くは走れなくなったかわりに、ものを考え理解する心を得ました。羊飼いの宿営でパンとビールを口にし、体を洗って衣を着て、「人間」としての暮らしを始めます。そしてウルクの王のふるまいを聞き、王のもとへ向かいます。

このあとエンキドゥはギルガメシュのかけがえのない親友となり、二人で冒険に出ます。そして彼の死が、ギルガメシュに「人はなぜ死ぬのか」と向き合わせる、物語の大きな転機になります。

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