ニンスンとは
ギルガメシュの母、賢い女神
ニンスン(にんすん)
ニンスン(にんすん)とは、ギルガメシュの母である女神です。「野牛の女神」と呼ばれ、なんでも知っている賢い女神として描かれます。夫はウルクの王ルガルバンダとされています。
第2話では、ウルクの宮殿で息子ギルガメシュが見た2つの夢を聞きます。天から落ちてきた重い塊の夢と、斧の夢です。ニンスンはこれを「お前と同じくらい強い友がやって来るしるし」と解き、お前はその者を妻のように愛し、その者はお前を何度も救うだろうと告げました。この友こそ、荒野から来るエンキドゥです。
『ギルガメシュ叙事詩』では夢が大切な役割を果たし、ニンスンはその意味を解く役を担います。のちに息子が危険な旅に出るときには、太陽神シャマシュに息子の守りを祈ります。