りくとは
内蔵助を支えた妻
大石りく(おおいし りく)
りくとは、大石内蔵助の妻で、主税ら子どもたちの母です。但馬・豊岡藩の家老の家の生まれでした。
浅野家が取りつぶされたあと、夫とともに京の山科で暮らしました。しかし元禄15年、子どもたちを連れて豊岡の実家に戻され、離縁されます。討ち入りで家族に罪が及ばないようにするためだったと考えられています。長男の主税だけは父のもとに残り、討ち入りに加わりました。
夫と息子が切腹したあとも生き、残された子どもたちを育てました。
登場する話4
第4話
主君が死んで、家老は毎晩飲み歩いた昼行灯・大石内蔵助の放蕩
忠臣蔵シリーズ第4話。主家を失った筆頭家老オオイシは家の再興を願いながら毎晩遊里に通い、世間にも仲間にも笑われていく。宴の灯りの陰で一瞬だけ見せた素面の目は、芝居だったのか本心だったのか――答えのないまま夜が明ける。
19ページ第5話
一度遅れた剣士は、もう待てなかった堀部安兵衛・高田馬場の決闘
恩人の果たし合いに「間に合わなかった」過去を持つ剣客ホリベ・ヤスベエは、待ちつづける家老オオイシに「一日も早くキラを討て」と迫る。キラの屋敷替えと隠居を好機と見て山科へ乗りこんだヤスベエは、ついに家老の前で刀の柄を握る。
19ページ第7話
受け取れば、生きられる円山会議と神文返し
殿の家を立て直す最後の望みが消え、大石は京・円山で討ち入りを決める。誓いの紙「神文」が同志に返され、受け取って去る者と突き返して残る者に分かれていく。荷を背負って使者に付き従った足軽・寺坂にも、最後の一枚が差し出される。
19ページ第8話
お茶を習う侍が、探していた一日赤穂浪士の江戸潜伏と大高源五
家族を守るために妻と別れ、町人に身をやつして江戸に潜んだ赤穂浪士たち。茶人に弟子入りした大高源五が「吉良邸で茶会がある日」をつかみ、浪士たちは何も言わずに別れのあいさつを交わしていく。
19ページ