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大野九郎兵衛(大野知房)とは

城を去った財政通の家老

大野九郎兵衛知房(おおの くろべえ ともふさ)

大野九郎兵衛(おおの くろべえ)とは、赤穂浅野家の家老で、藩のお金のやりくりに明るい実務派の人物です。赤穂城の明け渡しの前に、夜のうちに赤穂を去りました。

主君の切腹のあと、城でひらかれた話し合い(評定)では、城をおだやかに明け渡すことを説きました。しかし、藩に残ったお金の分け方などで大石内蔵助と意見が合わず、城の明け渡しの前に息子とともに赤穂から姿を消しました。

そのため後の世では「不忠の家老」と見られることが多く、芝居『仮名手本忠臣蔵』の悪役「斧九太夫」のモデルとされています。赤穂を去ったあとの暮らしについては、よくわかっていません。

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