ギリシャ神話の登場人物
「ギリシャ神話 ―天の王座をめぐる三代―」に登場する神々と怪物を、ヘシオドス『神統記』にそって紹介します。天の王ウラノス、その座をうばったクロノス、新しい王ゼウスの三代を中心に、大地の女神ガイアや母レア、ティタン神族、百手巨人、メドゥーサやケルベロスまで、物語での重要さの順に並べました。
登場人物一覧22
ゼウス
雷を手にした神々の王
ゼウス(ぜうす)とは、ギリシャ神話の神々の王で、空と雷をつかさどる最高神です。クロノスとレアの末の子で、オリュンポスの神々の中心になります。ローマ神話のユピテル(ジュピター)にあ…
5話に登場:第4話, 第6話, 第7話, 第8話, 第9話クロノス
わが子を呑んだ二代目の王
クロノス(くろのす)とは、ギリシャ神話でゼウスの前に神々の王だったティタン神族の神です。大地ガイアと天ウラノスの末っ子で、『神統記』では「曲がった策略の」と呼ばれる知恵者です。
8話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第5話, 第6話, 第7話, 第8話, 第9話ガイア
すべてを産んだ大地の女神
ガイア(がいあ)とは、ギリシャ神話の大地の女神で、大地そのものです。『神統記』では、カオス(すき間)の次に生じ、すべてのものをしっかり支える土台とされています。
7話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話, 第5話, 第6話, 第8話ウラノス
大地を覆う星空の初代の王
ウラノス(うらのす)とは、ギリシャ神話の天の神で、星の輝く空そのものです。大地ガイアが自分と同じ大きさに産んだ神で、大地をすっぽり覆っています。最初の神々の王とされます。
7話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第5話, 第6話, 第8話, 第9話レア
石でゼウスを守った母神
レア(れあ)とは、ギリシャ神話のティタン神族の女神で、クロノスの妻です。ヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドン、ゼウスという、のちのオリュンポスの神々の母にあたります。
5話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第5話, 第6話ヘシオドス
『神統記』を歌った詩人
ヘシオドス(へしおどす)とは、紀元前700年ごろの古代ギリシャの詩人です。神々の誕生を歌った『神統記』や、農業と暮らしを歌った『仕事と日』の作者とされ、ホメロスと並ぶ古い詩人とし…
9話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話, 第5話, 第6話, 第7話, 第8話, 第9話ムーサたち ムーサイ
歌と学芸の九人の女神
ムーサたち(むーさたち)とは、ギリシャ神話の歌と学芸の女神たちで、ゼウスと記憶の女神ムネモシュネの間に生まれた九人の姉妹です。中でもカリオペがいちばんすぐれた者とされています。
9話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話, 第5話, 第6話, 第7話, 第8話, 第9話ティタン神族
ゼウスと争った古い神々
ティタン神族(てぃたんしんぞく)とは、ギリシャ神話で大地ガイアと天ウラノスから生まれた古い世代の神々です。オケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリオン、イアペトス、テイア、レア…
6話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第7話, 第8話, 第9話百手巨人
百本の腕を持つ三兄弟
百手巨人(ひゃくしゅきょじん)とは、ギリシャ神話でガイアとウラノスから生まれた三兄弟、コットス、ブリアレオス、ギュエス(ギュゲス)のことです。肩から百本の腕と五十の頭が生えた、は…
3話に登場:第2話, 第8話, 第9話キュクロプス
雷をつくった一つ目の三兄弟
キュクロプス(きゅくろぷす)とは、ギリシャ神話でガイアとウラノスから生まれた一つ目の三兄弟、ブロンテス(雷鳴)、ステロペス(稲光)、アルゲス(閃光)のことです。額のまん中に丸い目…
3話に登場:第2話, 第6話, 第9話カオス
世界のはじまりの「すき間」
カオス(かおす)とは、ギリシャ神話で世界のいちばん最初に生じたものです。言葉のもとの意味は「すき間」「ぽっかり開いた裂け目」で、ヘシオドス『神統記』では、すべてはカオスが生じたと…
2話に登場:第1話, 第9話エロス
世界のはじめからいる愛の神
エロス(えろす)とは、ギリシャ神話の愛の神です。『神統記』では、カオス、ガイア、タルタロスと並んで世界のはじめに現れた神で、不死の神々の中でいちばん美しいとされています。
2話に登場:第1話, 第3話ニュクス
死や眠りを産んだ夜の女神
ニュクス(にゅくす)とは、ギリシャ神話の夜の女神で、夜そのものです。『神統記』では、闇のエレボスとともにカオスから生まれた「黒い夜」とされています。
3話に登場:第1話, 第3話, 第5話タルタロス
大地の底の深い闇
タルタロス(たるたろす)とは、ギリシャ神話で大地の奥底にある霧深く暗い場所であり、その場所そのものである原初の神です。『神統記』では、カオス、ガイアに続いて生じたとされます。
2話に登場:第1話, 第9話ステュクス
神々の誓いとなった冥府の川
ステュクス(すてゅくす)とは、ギリシャ神話で冥府を流れる川の女神です。オケアノスとテテュスの娘たちの中で、いちばんすぐれた者とされています。
1話に登場:第7話ニケ
ゼウスのそばに立つ勝利の女神
ニケ(にけ)とは、ギリシャ神話の勝利の女神です。ステュクスとパラスの子で、『神統記』では「美しいくるぶしの」と呼ばれています。
2話に登場:第7話, 第8話ヘカテ
ゼウスが最も重んじた女神
ヘカテ(へかて)とは、ギリシャ神話の女神で、ペルセスとアステリアのひとり娘です。『神統記』では、ゼウスがだれよりも重んじた女神として、長くたたえられています。
1話に登場:第7話メドゥーサ
ただひとり死すべきゴルゴン
メドゥーサ(めどぅーさ)とは、ギリシャ神話の怪物ゴルゴン三姉妹のひとりです。海の神ポルキュスとケトの娘で、姉のステンノとエウリュアレが不死で年をとらないのに対し、ただひとり死すべ…
1話に登場:第4話エキドナ
怪物たちを産んだ半人半蛇
エキドナ(えきどな)とは、ギリシャ神話の怪物で、多くの怪物たちの母です。上半身はきらめく目と美しい頬をしたニンフ(精霊の娘)、下半身は大きなまだら模様の大蛇という姿で、不死で年を…
1話に登場:第4話ケルベロス
冥府を守る五十の頭の番犬
ケルベロス(けるべろす)とは、ギリシャ神話で冥府の神ハデスの館を守る番犬です。怪物エキドナとテュパオンの二番目の子で、オルトロスやヒュドラのきょうだいにあたります。
1話に登場:第4話ペガソス
ゼウスの雷を運ぶ天馬
ペガソス(ぺがそす)とは、ギリシャ神話の空を飛ぶ天馬です。英雄ペルセウスがメドゥーサの首を斬ったとき、その首からクリュサオルとともに飛び出しました。
1話に登場:第4話ポセイドン
海と地震をつかさどる神
ポセイドン(ぽせいどん)とは、ギリシャ神話の海の神で、大地をゆらす地震の神でもあります。クロノスとレアの子で、ゼウスの兄にあたるオリュンポスの神です。ローマ神話のネプトゥヌス(ネ…
3話に登場:第4話, 第5話, 第6話