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通背猿猴とは

王に旅立ちを促した老猿

通背猿猴(つうはいえんこう)

通背猿猴(つうはいえんこう)とは、『西遊記』の花果山に住む猿の一種で、物語のはじめに美猴王の旅立ちのきっかけを作る猿として登場します。

楽しく暮らしていた美猴王が、ある宴の席で「いつか死んで閻王の手に渡る」と泣き出したとき、群れの中から一匹の通背猿猴が跳び出しました。そして「仏・仙人・神聖の三つは、輪廻から逃れて天地と同じだけ生き、閻王の支配を受けない」と教えます。これを聞いた王は、長生きの方法を学ぶため海へ旅立ちました。

悟空が修行から帰ったあとは、二匹の通背猿猴が「崩・芭の将軍」として、二匹の赤尻馬猴とともに花果山の「四健将」に任じられ、猿の軍をまとめます。

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登場する話5

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第1話

岩から生まれた猿が、泣いた日孫悟空の誕生(花果山と水簾洞)

シリーズ第1話。花果山の仙石から生まれた石猿が、滝の奥に水簾洞を見つけて美猴王となる。五百年の宴で、幼なじみの子猿が老いたことに気づいた王は、いつか来る死を恐れて涙し、仲間を終わりに渡さないため、ひとり小さないかだで海へ漕ぎ出す。

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第2話

頭を3回叩かれた、本当の意味孫悟空の弟子入り(スボダイ祖師)

シリーズ第2話。仲間の死を見て〈終わり〉を恐れた猿の王は、海を渡って仙人スボダイ祖師に弟子入りし「ソン・ゴクウ」の名を授かる。頭を三度叩かれた謎を解いて死なない道を得るが、術を見せびらかして破門され、故郷を荒らす魔王に立ち向かう。

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第3話

死なない方法、ひとつだけある如意棒と生死簿

仲間を守れる武器を求めて東の海の竜宮へ乗り込んだゴクウは、海の底の鉄柱から思いのままに伸び縮みする如意棒を手に入れる。義兄弟と盃を交わしたその夜、魂を冥府へ連れていかれた彼は、死の帳簿から自分と仲間たちの名前を消してしまう。

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第4話

天界に就職したら、一番下の馬係だった弼馬温と斉天大聖

天に招かれて馬番「ヒツバオン」となったゴクウは、寝ずに働いたあとで、その役目が位の外の一番下だと知る。怒って花果山へ帰り「斉天大聖」を名乗ったゴクウは、天の軍勢を退けてナタに初めてその名で呼ばれるが、天から与えられたのは大きな名前だけが付いた位だった。

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第5話

招待されなかった宴を、全部食べた蟠桃会と金丹

天界の桃園の番人になった孫悟空は、仙桃をこっそり食べ続ける。ところが天界の宴に自分だけ呼ばれていないと知って大暴走し、宴のごちそうも老君の金丹も平らげて花果山へ逃げ帰る。下界ではすでに百十年がたっていて、天界は十万の天兵を差し向けてくる。

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ほかの登場人物

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