哪吒(ナタ)とは
三頭六臂の少年神将
哪吒三太子(なた)
哪吒(なた)とは、中国の神話や小説に登場する少年の神将で、托塔李天王の三男です。『西遊記』では「哪吒三太子」と呼ばれ、天界の軍の中でも特に強い武将として登場します。
花果山の討伐で先鋒の巨霊神が負けると、哪吒が出陣します。頭が三つ、腕が六本の「三頭六臂」の姿になり、剣や刀、縄、火の輪など六つの武器で悟空に挑みました。悟空も同じ姿になって互角に打ち合いますが、悟空が毛から作った分身に気を取られたすきに、背後の本物に左腕を打たれて退きます。
西遊記の後半では、父との争いから一度体を返し、お釈迦さまが蓮の花で体を作ってよみがえらせたという生い立ちが語られます。『封神演義』でも主役級の人気者です。