托塔李天王(李靖)とは
塔を手にした天界軍の総大将
托塔李天王(たくとうりてんのう)
托塔李天王(たくとうりてんのう)とは、手に宝塔を持つ天界の武神で、『西遊記』では悟空を討つ天の軍の総大将をつとめます。名前の「托塔」は「塔をささげ持つ」という意味です。
玉皇大帝の命で花果山へ攻めこみ、巨霊神を先鋒に、三男の哪吒を後に続けて戦わせますが、二人とも悟空に敗れ、いったん退いて増援を願い出ました。蟠桃会の事件のあとは十万の天兵を率いて花果山を囲み、二郎真君と悟空の戦いでは照妖鏡で悟空の逃げた先を照らし出して、捕縛に力を貸します。
モデルは唐の名将・李靖だとする説があります。仏教の毘沙門天(多聞天)の信仰とも結びついた神とされています。