間十次郎(間光興)とは
吉良に一番槍をつけた若者
間十次郎光興(はざま じゅうじろう みつおき)
間十次郎(はざま じゅうじろう)とは、赤穂浪士四十七士の一人で、吉良上野介に最初に槍をつけ、首を取ったと伝えられる若い浪士です。
父の間喜兵衛とともに討ち入りに加わりました。討ち入りの夜、浪士たちは寝所に吉良がいないことに気づいて屋敷じゅうを探し、炭部屋に隠れていた老人を見つけます。十次郎が槍で突き、続いて武林唯七が斬りつけたと記録に残っています。
引き揚げのとき、吉良の首は泉岳寺の主君の墓前に供えられました。十次郎も討ち入りのあと切腹しました。
登場する話3
第10話
追い続けた男は、炭小屋で震えていた吉良邸討ち入り
夜明けが近づいても吉良上野介が見つからない。台所裏の暗い炭小屋で、浪士たちが見つけたのは白い寝間着姿で震える一人の老人だった。1年9か月の追跡が終わった朝、上がったのは勝ちどきではなく、静かな涙だった。
19ページ第11話
かたきの首を掲げて、向かったのは墓泉岳寺への引き揚げ
討ち入りを終えた浪士たちは、仇・吉良上野介の首を槍に掲げ、雪の残る江戸の町を歩いて亡き主君の墓へ向かう。途中で、仲間にもらった干し柿をふところに入れた足軽が一人、黙って列から消える。墓前では大石が初めて涙を見せる。
19ページ第12話
四十七士の墓は、46しかない赤穂浪士の切腹と泉岳寺
討ち入りを終えた四十六人の浪士は四つの大名家に預けられ、細川家の堀内伝右衛門は彼らの話に耳を傾け、やがて大石から息子への一通の文を託される。春の日に下された裁きは切腹だった。年老いた語り部・寺坂が墓前で語り終え、物語は芝居の幕開けへと受け継がれていく。
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