斎藤義龍(新九郎)とは
父・道三を討った美濃の後継ぎ
斎藤義龍(さいとう よしたつ)
斎藤義龍(さいとう よしたつ)とは、美濃の戦国武将で、斎藤道三の息子です。父から国を譲られたものの、やがて対立して兵を挙げ、1556年の長良川の戦いで道三を討ちました。『信長公記』では「新九郎」の名で登場します。
『信長公記』によると、道三は義龍を愚か者と考え、弟たちをかわいがっていました。そこで義龍は病と偽って弟二人を呼び寄せ、討ってしまいます。そのあと大軍で父と戦い、長良川で打ち破りました。道三を助けに向かった信長は間に合わず、舅を失います。のちに信長が病と偽って弟を呼び寄せる場面と重なる出来事です。
義龍は道三の実の子ではなく、前の美濃の国主・土岐頼芸の子だとする話もありますが、確かなことはわかっていません。1561年に病で亡くなり、息子の龍興の代に美濃は信長に攻め取られました。