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藤林保武(藤林左武次)とは

忍術書『万川集海』の編者

藤林保武(ふじばやし やすたけ)

藤林保武(ふじばやし やすたけ)とは、江戸時代前期の伊賀の人で、忍術書『万川集海』をまとめた編者です。伊賀の藤林氏の流れを引くとされ、伊賀と甲賀に伝わる忍びの教えや技を集めて、延宝4年(1676)に序文を書きました。本人の生涯について、くわしいことはあまりわかっていません。

この作品では、全話を通した語り手として登場します。書をまとめながら、忍びの名が広まった鈎の陣や、忍びの心がまえ「正心」、風魔の夜討ちへと読者を案内する役目です。夜の戦いの場面には入らず、話の始めと結びに現れます。

『万川集海』という書名には、多くの川の水が海に集まるように、さまざまな忍びの教えを一つにまとめるという意味が込められているとされます。忍びの技だけでなく、その技を使う者の心がまえを最初に説いていることが、この書の大きな特徴です。

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登場する話4

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