イザナギ(イザナキ)とは
日本の島々を生んだ父なる神
伊耶那岐命(いざなぎのみこと)
伊耶那岐命(いざなぎのみこと)とは、古事記に登場する国生みの男神で、「神世七代」の最後に現れた神です。妻のイザナミとともに日本の島々や多くの神々を生みました。「イザナキ」とも読まれます。
天の神々から天沼矛を授かって淤能碁呂島をつくり、イザナミと結婚します。一度目はうまくいかず、やり直しでは自分から先に声をかけて大八島を生みました。火の神を産んで亡くなった妻を追って黄泉の国へ行きますが、「見ないで」の約束を破って変わり果てた姿を見てしまい、逃げ帰って黄泉比良坂を大岩でふさぎます。その後の禊でアマテラス・ツクヨミ・スサノオが生まれ、三柱にそれぞれ世界を任せました。
古事記には「淡海(おうみ)の多賀に鎮まる」とあり、滋賀県の多賀大社で祀られています。
登場する話3
第1話
プロポーズの順番を間違えた神様国生み
何もない漂う海を前に、最後に生まれた二柱の神イザナギとイザナミが「国をつくれ」と矛を一本渡される。最初の出会いで順番を間違えて子を手放した二人は、責め合わずに理由を聞きに行き、もう一度やり直して大八島を生む。
19ページ第2話
「見ないで」と言われたのにイザナギとイザナミ・黄泉の国
火の神を産んで死んだ妻イザナミを取り戻しに、夫イザナギは死者の国へ下る。「見ないで」というたった一つの約束を破った夫と、見られた妻。二人は大岩を挟んで生と死の数を言い交わして別れ、禊の水から太陽・月・嵐の子どもたちが生まれる。
19ページ第3話
姉は鎧を着て、弟を待っていたアマテラスとスサノオの誓約(うけい)
父に追放されたスサノオは姉アマテラスに別れを告げに天へ昇るが、完全武装の姉に迎えられる。誓いの占いで子を生み「俺の勝ちだ」と叫んだ弟の乱暴を姉はかばい続けたが、一人の機織りの娘の死をきっかけに、恐れて岩屋に閉じこもってしまう。
19ページ