ニニギ(瓊瓊杵尊)とは
高千穂に降り立った天孫
邇邇藝命(ににぎのみこと)
邇邇藝命(ににぎのみこと)とは、古事記に登場するアマテラスの孫で、地上の国を治めるために天から降りてきた神です。この出来事を「天孫降臨(てんそんこうりん)」と言います。
はじめは父のアメノオシホミミが地上へ行くよう命じられましたが、生まれたばかりのニニギに役目がゆずられました。ニニギは勾玉・鏡・剣を授かり、アメノウズメたちお供の神々を連れ、サルタビコの案内で筑紫の日向の高千穂の峰に降り立ちます。その後、山の神の娘コノハナサクヤビメに求婚しますが、いっしょに嫁いできた姉のイワナガヒメを見た目を理由に送り返したため、天皇の命が永くなくなったと語られます。さらに一夜で身ごもった妻を疑い、妻は火の中で子を産んで身の潔白を示しました。
ニニギはのちの神武天皇のひいおじいさんにあたります。降り立った高千穂は、宮崎県の高千穂町とする説と、霧島の高千穂峰とする説があります。
登場する話2
第9話
まぶしい巨神に、小さな踊り子ひとり天孫降臨
地上へ降りる若き神ニニギの前に天と地を照らすまぶしい神が立ちはだかり、一番小柄な踊り子の女神ウズメが踊るような足取りでたった一人歩み寄って正体を問う。祖母の鏡を胸に降り立った地上で、ウズメは道案内の神を海へ見送り、その名を受け継ぐ。
19ページ第10話
人が死ぬのは、王が花を選んだからコノハナサクヤビメとイワナガヒメ
若き天の神ニニギは岬で出会った花の姫サクヤを妻に望むが、山の神が添えた姉の岩の姫を見た目だけで送り返し、御子の命は花のようにはかなくなる。たった一夜の契りで身ごもったサクヤを疑うニニギの前で、彼女は自ら火を放った御殿の中で三人の子を産み、自分の言葉が真実だと命がけで示す。
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