チャールズ・マスグローヴ(Charles Musgrove)とは
狩り好きで気のいいメアリーの夫
チャールズ・マスグローヴ(ちゃーるず・ますぐろーゔ)
チャールズ・マスグローヴ(ちゃーるず・ますぐろーゔ)とは、アッパークロスの大屋敷マスグローヴ家の跡継ぎで、アンの妹メアリーの夫です。狩りが大好きな、人のよい青年です。
じつは昔、アンに求婚して断られています。その後メアリーと結婚し、アンにとっては義理の弟になりました。大げさなメアリーに手を焼き、アンに愚痴をこぼすこともあります。ウェントワース大佐とはすぐに打ち解け、一緒に狩りに出かけます。
アンが彼の求婚を断った理由は原作では多く語られませんが、心の中にウェントワースがいたことがうかがえます。
登場する話4
第2話
別れた恋人の姉が、うちに住む説得(ジェイン・オースティン)
館の借り手を「海軍の提督」に決めていく笑いだらけの相談の席で、27歳のアンは、7年あまり前に自分から手放した人の名を、誰より先に口にしてしまう。林の小道へ出たアンは19歳の夏を思い出し、「彼の姉が住む家」を、ひとり黙って受け入れる。
19ページ第3話
元恋人の名が、毎晩ほめられる家説得(ジェイン・オースティン)
家族に「残っても誰も困らない」と置いていかれたアンは、3マイル先の妹の家で、皆の愚痴の聞き役として頼られるようになる。だがその家では、8年前に別れた人の名前が、毎晩ほめ言葉として飛び交い始める。
19ページ第4話
振った人の感想は「まるで別人」説得(ジェイン・オースティン)
甥のけがを看病するために一晩だけ会わずにすんだアンは、翌朝、8年前に自分から婚約を断った人と不意に顔を合わせる。お辞儀をひとつ交わしただけの数分のあと、妹が何気なく伝えた「変わりすぎて、会っても分からなかっただろう」という一言が胸に刺さる。
19ページ第5話
生け垣ごしに聞いた、元婚約者の本音説得(ジェイン・オースティン)
8年前、まわりに説得されて婚約を断った人と、子ども部屋で二人きりになってしまったアン。数日後の散歩で、生け垣の向こうから聞こえてきたのは、「人に言われて心を変える人」を責める、あの人の声だった。
19ページ