メアリー・マスグローヴ(Mary Musgrove)とは
体調不良を訴えがちな末の妹
メアリー・マスグローヴ(めありー・ますぐろーゔ)
メアリー・マスグローヴ(めありー・ますぐろーゔ)とは、アンの妹で、エリオット家の三女です。アッパークロスの地主の跡継ぎチャールズ・マスグローヴと結婚し、二人の幼い息子がいます。
すぐに「具合が悪い」と言ってアンを呼びつけますが、アンが来ると元気になって、夫や夫の家族への不満を並べます。準男爵の娘として席順や身分にこだわり、義理の家族とも小さなもめごとが絶えません。ウェントワース大佐が言ったアンについての言葉を、悪気なくそのままアンに伝えてしまうのも彼女です。
自分本位で騒がしい一方、どこか憎めない人物で、物語に笑いをもたらす役どころです。
登場する話3
第3話
元恋人の名が、毎晩ほめられる家説得(ジェイン・オースティン)
家族に「残っても誰も困らない」と置いていかれたアンは、3マイル先の妹の家で、皆の愚痴の聞き役として頼られるようになる。だがその家では、8年前に別れた人の名前が、毎晩ほめ言葉として飛び交い始める。
19ページ第4話
振った人の感想は「まるで別人」説得(ジェイン・オースティン)
甥のけがを看病するために一晩だけ会わずにすんだアンは、翌朝、8年前に自分から婚約を断った人と不意に顔を合わせる。お辞儀をひとつ交わしただけの数分のあと、妹が何気なく伝えた「変わりすぎて、会っても分からなかっただろう」という一言が胸に刺さる。
19ページ第5話
生け垣ごしに聞いた、元婚約者の本音説得(ジェイン・オースティン)
8年前、まわりに説得されて婚約を断った人と、子ども部屋で二人きりになってしまったアン。数日後の散歩で、生け垣の向こうから聞こえてきたのは、「人に言われて心を変える人」を責める、あの人の声だった。
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