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スルタンとは

捕虜の男爵の主人となる君主

スルタン(するたん)

スルタン(するたん)とは、イスラム世界の君主の称号で、この物語ではトルコの君主を指します。捕虜になった男爵の主人にあたる人物で、個人の名前は語られません。

トルコとの戦いで捕虜になった男爵は、スルタンのもとで働かされ、毎日スルタンの蜜蜂を野へ連れ出して番をします。男爵が持つ銀の斧は、スルタンの庭師や農園で働く人の印でした。この斧を熊に投げたことから、月まで取りに行く大ぼらが始まります。斧の話の中で、スルタン本人が前に出てくる場面はほとんどありません。

後の章では、男爵が仲間とともに出し抜く賭けの相手としても登場します。物語の背景には18世紀のロシアとトルコの戦争がありますが、話そのものは創作で、笑いの中心はいつも男爵のほらにあります。

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登場する話1

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