ポリュペモス(ポリフェモス)とは
海神の子の一つ目巨人
ポリュペーモス(ぽりゅぺもす)
ポリュペモス(ぽりゅぺもす)とは、一つ目の巨人族キュクロプスの一人で、海の神ポセイドンとニンフのトオーサの息子です。島の洞窟にひとりで住み、羊や山羊を飼って暮らしています。
この作品では、洞窟に入ったオデュッセウスたちを大岩で閉じこめ、部下を次々に食べてしまいます。しかし、すすめられた強い葡萄酒で酔いつぶれ、焼いたオリーブの杭で目をつぶされます。仲間の巨人に「誰にやられたのか」と聞かれても「〈誰でもない〉だ」と答えたため、助けは来ませんでした。最後にオデュッセウスの本名を知ると、父ポセイドンに呪いを祈ります。
この呪いが、オデュッセウスの帰国が大きく遅れる原因になります。なお、ヘシオドスの『神統記』では、キュクロプスはゼウスの雷を作った鍛冶の巨人として登場し、作品によって描かれ方が異なります。