阿弥陀寺の住職(和尚)とは
芳一をお経で守った和尚
阿弥陀寺の住職(あみだじのじゅうしょく)
阿弥陀寺の住職(あみだじのじゅうしょく)とは、「耳なし芳一のはなし」で、芳一の琵琶と語りの才能を愛し、寺に住まわせて暮らしを助けていた僧です。
芳一が毎晩こっそり出かけることに気づいた住職は、寺男たちにあとをつけさせ、芳一が平家の亡霊に呼ばれていると知ります。このままでは芳一の命があぶないと考え、弟子の小僧と二人で芳一の体じゅうに般若心経を書き、「呼ばれても決して返事をするな、動くな」と言い聞かせました。お経のおかげで亡霊の目には芳一の体が見えなくなりますが、耳にだけお経がなかったため、耳を奪われてしまいます。
翌朝、血を流す芳一を見つけた住職は、耳にお経を書いたかを確かめなかった自分の落ち度だと詫び、医者を呼んで芳一を手当てさせました。弟子の小僧も、住職とともにお経を書いた人物として登場します。