太閤記の登場人物
『太閤記』の主な登場人物を、重要な順に紹介します。主人公の豊臣秀吉、主君の織田信長、知将の竹中半兵衛のほか、母のなか、妻のねね、尾張の土豪の蜂須賀小六まで、それぞれ何者で、物語で何をしたのかを、原典と伝承を分けて解説します。
登場人物一覧10
豊臣秀吉
貧しい少年から天下人になった男
豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)とは、戦国時代に低い身分から身を起こし、織田信長の後を受ける形で天下を統一した武将です。木下藤吉郎、羽柴秀吉と名を変え、朝廷から関白に任じられて豊臣…
4話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話織田信長
天下統一へ道を開いた尾張の武将
織田信長(おだ・のぶなが)とは、尾張(いまの愛知県西部)から勢力を広げ、天下統一へ大きく道を開いた戦国大名です。桶狭間の戦いで今川義元を破り、美濃を手に入れたのち、天正10年(1…
4話に登場:第1話, 第2話, 第3話, 第4話竹中半兵衛 竹中重治
稲葉山城を奪った美濃の知将
竹中半兵衛(たけなか・はんべえ)とは、美濃の斎藤家に仕え、のちに秀吉のもとで働いた戦国時代の知将です。名は重治。永禄7年(1564年)とされる事件で、わずかな手勢で主君・斎藤龍興…
1話に登場:第4話なか 大政所
太陽の夢を見たと伝わる秀吉の母
なか(大政所〈おおまんどころ〉)とは、豊臣秀吉の母です。尾張の中村の人で、息子が関白になると、関白の母を敬う呼び名「大政所」で呼ばれました。「なか」という名は通説で、確かな記録で…
2話に登場:第1話, 第2話ねね
秀吉の妻、のちの北政所
ねね(北政所〈きたのまんどころ〉)とは、豊臣秀吉の妻です。名は「おね」「寧」などとも伝わり、諸説あります。杉原家に生まれ、浅野家の養女になったとされ、秀吉がまだ木下藤吉郎だったこ…
3話に登場:第2話, 第3話, 第4話蜂須賀小六 蜂須賀正勝
秀吉を早くから支えた尾張の土豪
蜂須賀小六(はちすか・ころく)とは、尾張の土豪(その土地に根づいた武士)で、のちに豊臣秀吉の家臣として活躍した人物です。名は正勝で、小六は通称です。秀吉の天下取りを早くから支えた…
2話に登場:第3話, 第4話松下加兵衛 松下之綱
少年秀吉を認めた最初の主人
松下加兵衛(まつした・かへえ)とは、遠江(いまの静岡県西部)の武士で、諸国をさまよっていた少年時代の秀吉を召し抱えた主人です。「嘉兵衛」とも書き、名は之綱(ゆきつな)と伝わります。
1話に登場:第1話柴田勝家
織田家の猛将、のちの秀吉の宿敵
柴田勝家(しばた・かついえ)とは、織田家の筆頭格の重臣で、戦の強さで知られた戦国武将です。「鬼柴田」とも呼ばれました。信長の父の代から織田家に仕え、一度は信長の弟の側について信長…
2話に登場:第3話, 第4話斎藤龍興
城と美濃を失った若き当主
斎藤龍興(さいとう・たつおき)とは、美濃(いまの岐阜県南部)の戦国大名で、斎藤道三の孫にあたる人物です。父の義龍が亡くなり、若くして家を継ぎました。居城は稲葉山城で、隣の尾張の織…
2話に登場:第3話, 第4話美濃三人衆
信長についた美濃の有力武将三人
美濃三人衆(みの・さんにんしゅう)とは、美濃の斎藤家に仕えた有力な武将、稲葉伊予守(一鉄)、氏家卜全、安東伊賀守(安藤守就)の三人を指す呼び名です。西美濃に力を持っていたことから…
1話に登場:第4話