シェパード氏(Mr. Shepherd)とは
館を貸す話を進める弁護士
シェパード氏(しぇぱーどし)
シェパード氏(しぇぱーどし)とは、サー・ウォルター・エリオットの弁護士で、エリオット家の代理人です。慎重で礼儀正しく、主人の機嫌を損ねないように話を運ぶのが得意です。
借金の現実をそっと持ち出し、サー・ウォルターの見栄をくすぐりながら、ケリンチ館を人に貸すよう遠回しに勧めます。戦争が終わって海軍士官たちが陸に戻ってくることに目をつけ、借り手としてクロフト提督を紹介しました。
彼の娘がミセス・クレイで、父娘ともにエリオット家の行方に関わっていきます。
登場する話2
第1話
鏡に映らないで、と言われた娘説得
借金で傾く館で、家族の誰にも話を聞いてもらえない次女アン。見栄っ張りの父と姉が「馬も召使いも減らせない」と言い張るなか、館を貸してバースへ移ることが決まる。夕暮れ、扉の向こうから聞こえた「海軍」の一言に、アンの目が一瞬だけ揺れる。
19ページ第2話
別れた恋人の姉が、うちに住む説得(ジェイン・オースティン)
館の借り手を「海軍の提督」に決めていく笑いだらけの相談の席で、27歳のアンは、7年あまり前に自分から手放した人の名を、誰より先に口にしてしまう。林の小道へ出たアンは19歳の夏を思い出し、「彼の姉が住む家」を、ひとり黙って受け入れる。
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