原典について
忍者列伝 ―風魔・伊賀・甲賀の影―
- 地域
- 日本
- 成立
- 北条五代記(1641年)・万川集海(1676年)・立川文庫『猿飛佐助』(1914年)
- 作者・編者
- 三浦浄心(北条五代記)/藤林保武(万川集海)/玉田玉秀斎ら立川文庫の講談師
- 原語
- 近世・大正の日本語
【第一部 影の誕生】長享元年(1487)、近江の鈎の陣。将軍足利義尚の大軍に攻められた六角高頼を、甲賀の地侍たちが夜討ちと奇襲で支え、「甲賀者」「伊賀者」の名が天下に知られる(第1話)。伊賀・甲賀の者たちは、姿を見せて入り込む「陽忍」と闇に紛れる「陰忍」、そして何よりも「正心(まっすぐな心)」を掟とする技を磨いていく(第2話)。 【第二部 関東の風魔】相模の北条家には、二百人の乱波(らっぱ)を率いる風魔小太郎がいた。身の丈七尺二寸、牙をむき、声は五十町先まで届くという怪人(第3話)。天正9年(1581)頃、黄瀬川で武田勝頼と北条氏直がにらみ合うなか、風魔は雨の夜ごと武田の陣に討ち入り、馬を放ち、火を放ち、武田勢を同士討ちに追い込む(第4話)。退くとき、風魔の群れに紛れ込んだ武田の忍びを「立ちすぐり居すぐり」の合図であぶり出し、討ち取る(第5話)。 【第三部 伊賀越え】天正10年(1582)、本能寺の変。堺にいた徳川家康は、わずかな供とともに明智勢の追手と落ち武者狩りに囲まれる。服部半蔵正成が伊賀・甲賀の者を集め、山を越えて伊勢から三河へ主君を送り届ける(第6話)。 【第四部 影の終わり】天正18年(1590)、北条家は小田原で滅びる。主を失った風魔は江戸周辺で盗賊となり、慶長年間、同じく盗賊の高坂甚内の密告で捕らえられて最期を迎える。影は歴史の表から消えていく(第7話)。 【第五部 伝説の忍び】時代が下り、信州鳥居峠。郷士鷲塚佐太夫の子・佐助は山の猿と遊んで育ち、甲賀流の達人戸沢白雲斎に見いだされる(第8話)。三年の修行で術を極め「猿飛」の名を得る(第9話)。真田幸村に見込まれて家来となり(第10話)、諸国を巡るうちに伊賀流の霧隠才蔵と術比べをして無二の相棒となる(第11話)。二人は徳川家康の居所に忍び込み、天下人を化かしてみせる(第12話)。 【終章】延宝4年(1676)、太平の世。伊賀の藤林保武は、戦の中で消えていった忍びたちの技と心を一冊の書『万川集海』にまとめる。「忍びの本は、心を正すことにある」。影は記録となり、やがて伝説となって世界へ渡っていく(第13話)。
この漫画は AI(台本・作画)で自動生成しています。登場人物・出来事は原典に基づく部分と創作部分があります。