王けいとは
火鼠の皮衣を届けた唐の商人
王けい(おうけい)
王けい(おうけい)とは、阿倍御主人の注文を受けて「火鼠の皮衣」を探した唐(中国)の商人です。
阿倍の家来が大金を持って唐へ渡り、王けいに皮衣を探してほしいと頼みました。王けいは手紙で「皮衣は唐にはなかったが、昔、天竺の聖が持ってきて西の山寺にあると聞き、役所に申し出てやっと買い取った。代金が足りないので追加してほしい」と伝え、皮衣を送ります。阿倍は喜んで追加の代金を払いましたが、かぐや姫が火に入れて試すと、皮衣は燃えてしまいました。
王けいが偽物だと知っていてだましたのか、本人もだまされていたのかは、原典には書かれていません。読む人によって考えが分かれるところです。