アガメムノンとは
妻に裏切られた遠征軍の総大将
アガメムノーン(あがめむのん)
アガメムノン(あがめむのん)とは、ミケーネの王で、トロイア戦争でギリシャ遠征軍の総大将をつとめた人物です。スパルタ王メネラオスの兄にあたります。
この作品では、冥界でオデュッセウスの前に霊として現れます。戦争に勝って故郷に帰ったその日、宴の席で、妻クリュタイムネストラと手を組んだアイギストスに殺されたと、無念を語りました。そして、「あなたの妻ペネロペは賢く誠実だが、故郷へはこっそり船をつけるように」とオデュッセウスに忠告します。
アガメムノンの一族の悲劇は、のちにアイスキュロスの悲劇『オレステイア』三部作などで描かれ、広く知られるようになりました。